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コロネイアの戦い(英:Battle of Coronea)は、コリントス戦争において紀元前394年にアゲシラオス2世率いるスパルタおよびその同盟軍と、テバイとアルゴスおよびその他からなる連合軍との間で戦われた会戦である。 == 背景 == 紀元前395年にアケメネス朝ペルシアの支援の下でアテナイ、アルゴス、コリントス、テバイが反スパルタの兵を上げ、コリントス戦争が起こった。開戦当時、小アジアでペルシアの太守たちと戦っていたスパルタ王アゲシラオス2世は本国から帰国を求める使者が送られると、優位性に戦いを進めていたにもかかわらず、軍と共に帰国を決定した〔クセノポン, IV. 2. 1-4〕。彼はヘレスポントスを通ってアジアからヨーロッパへ渡り、トラキアを通ってテッサリアへ入り、そのまま南進してペロポネソス半島へ戻ろうとした。 その途上でアゲシラオスの軍はテッサリア騎兵の攻撃を受けたが、それを撃退し〔ibid, IV. 3. 3-9〕、次いでアテナイ、アルゴス、コリントス、アイニア、エウボイア、ロクリス、そしてテバイ中心のボイオティアの軍(以下連合軍と呼ぶ)がアゲシラオスの帰国を防ごうとして彼の軍に対陣してくると、アゲシラオスはそれに応じ、軍に戦闘隊形を組ませた。 この時、アゲシラオス軍はスパルタ人部隊、ヘリッピダスが率いていたネオダモデス部隊、オルコメノス、フォキス、小アジアおよび途上で合流したヨーロッパの同盟国の軍からなっていた。騎兵の数では同じ位だったが、軽装歩兵はアゲシラオス軍の方が多かった〔ibid, IV. 3. 15〕。 ヘリコン山の麓近くのコロネイアの平原で対峙した両軍の陣立ては以下の如くである。アゲシラオス軍では、アゲシラオス自らが右翼を率い、オルコメノス軍が左翼をなした。対し、連合軍はテバイ軍が右翼を、アルゴス軍が左翼をなした〔ibid, IV. 3. 16〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コロネイアの戦い (紀元前394年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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